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アイテム
S. アンダスンの『物語作者の物語』一考察 : フィクションとしての自叙伝
https://kyotogakuen.repo.nii.ac.jp/records/956
https://kyotogakuen.repo.nii.ac.jp/records/9569a608a1c-7dc2-47f2-9a9b-4f2290f016a1
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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Item type | [ELS]紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||
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公開日 | 2016-08-09 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | S. アンダスンの『物語作者の物語』一考察 : フィクションとしての自叙伝 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | A Study of Sherwood Anderson's A Story Teller's Story : Fictions in An Autobiography | |||||
言語 | en | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | シャーウッド・アンダスン | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 自叙伝 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | フィクション | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 『物語作者の物語』 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 『黒い笑い』 | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||
雑誌書誌ID | ||||||
収録物識別子タイプ | NCID | |||||
収録物識別子 | AN10377942 | |||||
著者 |
田中, 宏明
× 田中, 宏明× Tanaka, Hiroaki |
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著者所属(日) | ||||||
京都学園大学 | ||||||
著者所属(英) | ||||||
en | ||||||
KYOTOGAKUEN UNIVERSITY | ||||||
記事種別(日) | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 論文 | |||||
記事種別(英) | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | Article | |||||
抄録(日) | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 『ワインズバーグ物語』やその後の『馬と人間』などの成功を経て作家活動に自信を深めた時期に『物語作者の物語」は執筆された。アンダスンがこの作品を「半ば自伝的作品」と称しているのは,この自叙伝が史実を記載したものではなく,物事の本質を描き出そうとしたものだからである。したがってそこには多くのフィクションが潜んでいるのである。注目すべき点は,常に敬愛の念を抱いている母親を矮小化し自叙伝であるにもかかわらずその死を事実よりもあえて13年も早める一方で,多くの作品で批判めいて扱っている父親を「真の自然主義者」と呼んで英雄のように描いていることである。そこには幼年期に目の当たりにした父親のストーリー・テリングこそ人びとの心に訴えかける手法であり,人間の深層心理を表現できる方法でもあるというアンダスンのメッセージが暗示されているのである。したがって『物語作者の物語』はアンダスンの作品論の構築と文学手法の確立を宣言した自叙伝であるといえよう。 | |||||
書誌情報 | 巻 15, 号 1, p. 17-44, 発行日 2005-07-20 | |||||
表示順 | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 5 | |||||
アクセション番号 | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | KJ00004182080 |