@article{oai:kyotogakuen.repo.nii.ac.jp:00000934, author = {川田, 耕 and Kawata, Koh}, issue = {1}, month = {2013-09-01, 2018-06-09}, note = {近世の中国にあっては支配的な規範や価値を侵犯し逸脱するような、秩序転覆的な物語が多く生まれ各地の民衆に広がっていた。四大奇書と四大伝説のいずれもがそうした秩序転覆性を多かれ少なかれもつが、民話においては皇帝を庶民が殺してしまう大胆不敵なものすら広く伝えられてきた。本稿では、そうした秩序転覆的な物語が近世中国において広く語り継がれ好まれてきた、歴史的・社会学的・心理学的な意味を明らかにするための基礎作業として、皇帝ないし王を殺す物語である、「眉間尺」、「十兄弟」、「百鳥衣」の三つの系統の民話を取り上げて、それらのもつ物語的な特質と精神的な意義を、とくに「英雄神話」型の物語との異同と日本との比較を手がかりとして、考察する。, 2, KJ00010210199, 論文, Article}, pages = {33--50}, title = {皇帝を殺す : 中国における至高者を殺害する物語についての予備的研究}, volume = {23}, year = {}, yomi = {カワタ, コウ} }