@article{oai:kyotogakuen.repo.nii.ac.jp:00000930, author = {大野, 彰 and Ono, Akira}, issue = {2}, month = {2012-03-01, 2018-06-09}, note = {学界では、1890年代から1900年代にかけて日本産生糸は欧米で絹織物の経糸には使用されなかったという見解が通説となっている。しかし、アメリカでもヨーロッパでも日本産生糸(信州上一番糸を含む)は一貫してオルガンジンに加工され、先染め絹織物の経糸として使用されていた。1907年恐慌後の数年間にアメリカで新たに絹錦交織物が流行すると、関西上一番生糸(実は産地を偽装した信州上一番糸)は、その経糸として利用されるようになった。さらに1910年前後から日本産生糸は無撚のままクレープ・デ・シンのような後染め絹織物の経糸に使用され始めた。ところが、通説は、日本産生糸が絹錦交織物や後染め絹織物の経糸として新たに利用されるようになったことをいったん失った経糸部面への再出発だと誤認した。, 1, KJ00007992039, 論文, Article}, pages = {1--53}, title = {欧米で絹織物の経糸と緯糸に使用されたのは、どのような生糸だったのか}, volume = {21}, year = {}, yomi = {オオノ, アキラ} }