@article{oai:kyotogakuen.repo.nii.ac.jp:00000920, author = {古木, 圭子 and Furuki, Keiko}, issue = {2}, month = {2011-03-01, 2018-06-07}, note = {「アメリカのイプセン」と称される James A. Herne には、アメリカ演劇におけるリアリズムを推進したという功績が称えられる一方、その独自性を疑問視する声もある。そのような批評は、19世紀アメリカにおける代表的なリアリズム演劇と位置付けられる Herne の Margaret Fleming(1890)が、しばしば Henrik Ibsen の A Doll’s House(1879) とプロット上で類似点が指摘されていること、それ以前の Herne 戯曲が慨してメロドラマ的であり、 Margaret Fleming におけるリアリズムへの転換があまりに急激であるという指摘がされていることに起因する。しかし、Herne は、アメリカのニューイングランドという地域を舞台に、その地方の住人の日常生活に題材を求めたことにおいて、アメリカ的リアリズムを推進したと言ってよい。本論では、以上の点を踏まえ、アメリカ演劇におけるメロドラマからリアリズムへの転換に、 Herne 戯曲がどのように貢献したかという点を明らかにしたい。, 3, KJ00007986959, 論文, Article}, pages = {43--56}, title = {メロドラマとリアリズムの境界-James A. Herneのリアリズム演劇における独自性-}, volume = {20}, year = {}, yomi = {フルキ, ケイコ} }