@article{oai:kyotogakuen.repo.nii.ac.jp:00001273, author = {池上, 理子 and 式守, 晴子}, journal = {京都学園大学健康医療学部紀要}, month = {Mar}, note = {目的 ICD 植込みから長期間に渡る壮年期患者の体験を明らかにする. 方法 ICD 植込み後平均9.7 年を経過した平均年齢45 歳の患者10 名に半構造化インタビューを実施し,質的記述的に分析を行った. 結果 【発作や作動による災難が突然降りかかる】恐怖や不安は,現在も潜在的に患者のなかに存在していた.また【病気について周囲と認識のずれがある】状況は,発症時やICD 植込み時から現在まで様々な機会に患者に体験されていた.半面【ICD で病気がコントロールできる】確信を得たことで患者は人生の主体性を取り戻し,【病気について周囲と認識のずれがある】状況を胸に納めつつ,【すべて一人で引き受ける】という自己解決を志向する姿勢を取るに至っていた. 結論 ICD 植込み後長期を経て,患者は現状を肯定的に受けとめ社会的役割を遂行できていた.しかし身体機能の低下や周囲との関係性の破綻により,彼らの自己完結的な姿勢は継続不可能となり得ることが示唆された.}, pages = {7--16}, title = {植込み型除細動器(ICD)を植込んで生きる体験-ICD 植込み後5 年以上を経過した壮年期患者の場合-}, volume = {3}, year = {2018}, yomi = {イケガミ, ミチコ} }