@article{oai:kyotogakuen.repo.nii.ac.jp:00001207, author = {曽賀野, 宏美 and 木村, みさか}, issue = {2}, journal = {京都学園大学健康医療学部紀要}, month = {Mar}, note = {目的 高段位高齢剣道家の体力や生活状況の特徴を明らかにすること,および長年剣道を継続できている要因を探ることを目的とした. 方法 60 歳以上の高段位剣道家(剣道群),体力測定参加者(運動群,非運動群)について,体格,体力,生活状況,QOL(SF36)に加え,剣道群には剣道歴・継続理由等の調査を実施した.対象者数は調査項目で異なり244 名~ 567 名であった. 結果 1)多くの体力項目の成績は剣道群が最も優れ,以下運動群,非運動群の順であり,ペア比較 の結果,剣道群と運動群の差よりこの2 群と非運動群の差が大きかった. 2)対象者のBMI は適正範囲にあったが,剣道群が運動群,非運動群を上回った. 3)生活状況では,剣道群・運動群が非運動群より主観的な指標が良好で,趣味や奉仕活動が積極的で,うつ傾向が少なかった. 4)剣道群は全員が剣道を継続したことで身体面・精神面・生活面への変化を感じていた.剣道継続理由は,“交流”“心地よい汗”“楽しい”“社会貢献”などが上位にあがった.剣道群の転倒リスクはきわめて少なかった. 結論 高齢期におけるアクティブな運動は,体力面のみならず主観的指標や生活面に良好な影響を及ぼすことが明らかになった.剣道家の結果より,運動・スポーツの普及・継続には,楽しく,仲間と一緒に心地よい汗のかける運動が重要で,スポーツ実践が社会貢献に繋がれば,生涯現役のスポーツ人生が可能なことが示唆された.}, pages = {21--33}, title = {高齢の剣道高段者における健康・体力と生活状況 一般高齢者と比較して}, year = {2017}, yomi = {ソガノ, ヒロミ and キムラ, ミサカ} }